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2018年度 春山合宿行動概要

メンバー:小清水 小田 鈴木 服部 宮津OB

3月5日(月)

部室に集合して新宿駅までダブル歩荷をする。特急スーパーあずさ11号で松本駅へと向かう。到着後、信濃大町駅へ向かう。信濃大町駅からタクシーで鹿島山荘へ向かい、到着後BC予定地にテントを設営し夕食を摂り、翌日の準備をした後就寝する。

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3月6日(火) 曇後晴【C1偵察】

わかんの装着に時間が掛かり、出発が遅れる。尾根に取り付く場所に小川が流れていた為、渡る場所を見極めて通過する。標識を充実させながら進んでいく。尾根の取り付き付近は膝下程のラッセルがあり、思うように前に進まない。1200m付近からはトレースがあり、わかんを外す。P1331m到着後休憩を取る。周辺は尾根が広いため標識を充実させていく。P1331mからは、トレースによって雪面がでこぼこになっているため歩きづらい。C1予定地到着後、整地をして標識を充実させながらBCへ下る。下る際は融雪が進んでおり、より踏み抜きやすくなっている。BC到着後、翌日の出発時間を間に合わせるためにわかん着脱訓練を行う。

CT)BC(6:10)~P1331m(8:42)~C1予定地(10:31~11:00)~P1331m(11:50)~BC(12:30)

~訓練(14:30)

 

【訓練内容】

わかん着脱訓練                                 2゜00’

計) 2゜00’

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3月7日(水) 晴【C1荷上げ】

食事当番に時間が掛かり、出発が遅れる。梱包をして荷上げを行う。重荷の為、尾根取り付き後の急斜面は注意して登っていく。雪面はしまっており歩きやすい。トレースが残っていた為、昨日よりも1時間ほど早くP1331mに到着する。その後も良いペースで進み、C1予定地に到着する。到着後、官物をデポしてBCへ下る。10時頃になると雪面が緩んでくる。途中4名の登山者とすれ違う。P1331mからの下りは融雪の影響で踏み抜きやすくなっており、下りに時間が掛かる。BC到着後、時間があった為テント設営訓練を行う。

CT)BC(6:05)~P1331m(7:04~7:53)~C1予定地(9:18~9:35)~P1331m(10:03)~BC(10:35)~訓練(13:35)

 

【訓練内容】

テント設営訓練                           3゜00’

計) 3゜00’

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3月8日(木) 曇時々雪【C1入り、FC偵察】

準備をして出発する。重荷の為、一昨日と同様に尾根取り付き後の急斜面は注意して登っていく。トレースが付いているため良いペースでC1まで進む。C1到着後、テント設営を行う。サブ梱包、ヘルメット、ハーネスを装着し、コンテニュアスをしてFC予定地へ出発する。標識を充実させながら進む。1700m付近から雪庇が出始めた為、周囲に気を配りながら進んでいく。雪庇の発達している方向は様々である。FC予定地は風が強く、吹雪いている為、素早く整地をして官物をデポした後、C1へ下る。C1到着後はザイルとハーネスを外し、テントに入る。

CT)BC(5:50)~P1331m(6:49~6:59)~C1(7:59~9:35)~FC予定地(11:01)~C1(12:05)

 

3月9日(金) 雨後雪【停滞】

昨日の夜から雨が降り、早朝は風も強くなってきた為、朝食を摂った後、本日は停滞とする。

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3月10日(土) 霧後晴【FC荷上げ、入り】

早朝は強く冷え込んでいた為、梱包、装備の装着に時間が掛かり、出発が遅れる。標識を充実させながら進む。雪面はしまっている為、アイゼンをしっかりきかせながら歩いていく。雪庇や細い稜線上の行動となる為、周囲の状況に注意しながら進む。FC予定地にて1回目の荷上げを終える。C1への下りの際、2名の登山者とすれ違う。C1到着後、テントを撤収し2回目の荷上げを行う。1回目の荷上げと同様に、雪庇、細い稜線上での歩行に注意する。撤収時に2名の登山者とすれ違う。再度梱包をしてFCに向けて出発する。気温が上昇したため融雪が進み、雪は緩んでいる。FC到着後、テント設営を行う。その後、雪ブロックを作成する。

CT)C1(6:37)~FC予定地(7:47)~C1(8:42~10:41)~FC(11:58)

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3月11日(日) 快晴後雪【ルート工作、サポート、雪上訓練】 本隊:小清水 鈴木 服部

コンテニュアス、アイゼンを装着して出発する。天気が良く、鹿島槍ヶ岳など周囲の景色がよく見える。P2198m手前の急斜面で上部偵察隊にロープを渡し、FCに帰幕する。帰幕後、雪ブロックを補強し、埋没体験、雪洞作成を行う。

CT)FC(6:00)~P2198m(6:40)~FC(7:40)~訓練(11:40)

 

【訓練内容】

埋没体験                             1゜00’

雪洞作成                             3゜00’

計) 4゜00’

 

上部偵察隊:小田、宮津OB

P2198m手前まで本隊と同一行動を取る。P2198m手前で本隊のメンバーからFixロープを受け取る。その後、Fix工作40m×1Pを行う。工作終了後、P2198m直下まで登る。そこからは斜面が急であったため危険と判断しFix工作50m×1Pを行う。P2198mから先は所々穴が空いている為、踏み抜きに注意しながら進む。ナイフリッジのギャップ手前の斜面からギャップを越えた所までFix工作50m×1Pを行う。工作終了後のFCへの帰幕の際、風が強くなる。

CT)FC(6:00)~P2198m(6:40)~トンガリピーク(7:25~8:25)~ナイフリッジのギャップ(9:02~10:00)

~FC(11:41)

 

3月12日(月) 快晴【停滞、雪上訓練】

朝から風が強く、出発の準備をするが、稜線上を歩くには危険と判断し7:30まで天気待ちを行う。その後、停滞とする。12時頃から風が弱まった為、外に出てブロック補強を行った後、宮津OBから読図法を教えて頂く。

 

 

【訓練内容】

読図法                                                       0゜30’

計) 0゜30’

3月13日(火) 快晴後晴【頂上往復、Fix回収】

装備を装着して出発する。天気が良く、風は弱くて気温が高い。雪面はしまっていて歩きやすい。P2198m手前の急斜面到着後、Fix通過を行う。その後、P2198m直下の急斜面でFix通過を行う。トレースがしっかりと付いているが、雪庇があった為安全なルート取りを考えながら進む。ナイフリッジでもFix通過を行う。JPから先は風が強く、稜線上の雪質は、クラストしている箇所やしまっている箇所、吹き溜まっている箇所など様々である。標識を充実させながら進む。頂上到着後、FCに向けて下る。JP下の比較的平な場所で休憩を取る。その後はFix回収隊と分かれてFCへ帰幕する。

CT)FC(5:55)~トンガリピーク(6:15)~ナイフリッジ(6:50)~JP(7:28)~爺ヶ岳中央峰頂上(8:08)

~JP(8:41)~ナイフリッジ(9:12)~トンガリピーク(9:17)~FC(10:00)

FC(11:03) Fix回収隊(2年1名、OB1名)

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3月14日(水) 快晴【下山、雪上訓練】

装備を装着して出発する。天気は良い。標識を回収しながら下っていく。C1到着後、休憩を取る。ハーネス、ヘルメットを外し、ハードシェルを脱ぎ、サングラスを着けてBCへ下っていく。雪面は融雪が進んでおり、所々踏み抜く箇所がある。P1331mからの斜面は入山時と比べ、融雪が進んでおり雪は少なくなっている。急斜面が続くので、特に慎重に下る。BC到着後は、訓練としてFix工作、ビーコン・ゾンデ探索、わかん着脱を行う。

CT)FC(5:57)~C1(6:58~7:08)~P1331m(8:25)~BC(9:13)~訓練(12:13)

 

【訓練内容】

Fix工作訓練                                                              2゜00’

ビーコン・ゾンデ探索訓練                                            0゜30’

わかん着脱訓練                                                         0゜30’

計) 3゜00’

 

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