Read Article

新人合宿

行動概要

メンバー;川㟢 長嶺 荒井 寺井 長沼 中澤監督(全日) 高柳コーチ(全日)  

天野コーチ(5/3-5/4) 宮津コーチ(5/1-5/6)

4月30日(金)  Pre1 曇後雨

成城学園前仮部室に集合し、着替え官物を外に出す。高柳コーチと合流し、中澤監督運転のレンタカーで、白馬アルパインホテルに向かう。着替えを預かっていただいた後、アルパインホテルの芝生にテントを設営し、行動を終了する。

CT)成城学園前仮部室(9:12)〜白馬アルパインホテル(13:20)

5月1日(土) 小日向のコルBC入り 晴後雪

食事当番に時間がかかり、出発が遅れる。梱包した後、中澤監督運転のレンタカーで猿倉まで移動する。インナー手袋をし、ビーコンチェックをした後、出発する。猿倉荘の後ろの取り付きから雪は残っている。1年生にキックステップを教えながら登り始める。1年生もペースを落とさず、元気な様子が見られる。後ろから、他のパーティーに何回も追い越される。猿倉台地では、白馬主稜がよく見える。1650m付近で、南側から乱層雲が接近してくるのがわかる。1750m付近から雪が降り始める。ペースを上げ、BCに到着する。後ろから歩いてきた、宮津コーチと合流する。テントを設営した後、双子岩で、追悼を行い、本日の行動を終了する。

CT)白馬アルパインホテル(5:12)〜猿倉(5:20〜5:57)〜猿倉台地(7:41)〜小日向のコルBC(9:13)

5月2日(日) 停滞 雪

悪天のため、本隊、上級生隊共に停滞とする。夜、天野コーチとBC合流する。

5月3日(月) 晴後雪

<本隊> 雪上訓練 荒井 寺井 長沼 中澤監督 高柳コーチ

 食事当番に時間がかかり、出発が遅れる。小日向のコルから1段登った小日向山の西斜面で雪上訓練を行うが、風が強く、天気がめまぐるしく変わる中での訓練となる。本日は湿雪の為、制動がかかりやすい雪質である。耐風姿勢(登り、下り)を行い、カッティングやキックステップ、アイゼンでのダイヤモンド歩行および滑落停止訓練、Fix通過、輪通しコンティニュアスなど一通りの基本的な訓練を行った後、自由歩行を交え、BCに帰幕する。

CT) BC(5:20)~雪上訓練場所(5:25〜12:05)〜BC(12:35)

耐風姿勢                      0°15′

キックステップ                   0°55′

カッティング                    0°10′

アイゼン着脱・ダイアモンド歩行        1°20′

滑落停止(アイゼンありも含む)         1°10′

Fix通過                       0°40′

輪通しコンテニュアス(ショートロープ含む) 1°15′

自由歩行                                          0°30′                      合計CT)                                          6°15′

<上級生隊> 白馬鑓ヶ岳北稜 川㟢 長嶺 天野コーチ 宮津コーチ

 ヘルメットをつけ、ビーコンチェックをした後出発する。BCから樺平までは、雪が深く膝上、腰程のラッセルをしながら進む。クラックが所々開いており、踏み抜きやすい。樺平でロープ、ハーネス、アイゼンを装着する。前日の風の影響を受け、取り付きまでの斜面はウィンドスラブになっており、雪崩に注意する。沢の横断は、雪崩の危険性がある為、ロングロープで30m程間隔を開け進む。また、後続パーティーとの間も開け進む。杓子沢は、前日の降雪で積雪が多く、進むのに時間がかかる。また、上部には雪崩の跡が確認できる。慎重且つ迅速に歩き、取り付く。取り付きからは、2ピッチ程で、藪と雪のミックスの斜面から抜け出す。その後は、スタカットと、中間支点を取りながらのコンテニュアスで進む。ルート上の支点は、木や岩、スノーバーを使用できる。岩に積もった雪は、緩くしまっていない為、斜度の強い斜面では通過に時間がかかる。次第に天気は悪くなり、寒く感じる。カニのハサミ手前の岩壁に9時47分に到着した為、引き返す。ルートは、登りと同じルートを使用することとした。5Pの懸垂下降をし、沢に出る。湯沢との合流までは、ロープを外し、間隔を開け、雪崩に注意しながら歩く。湯沢と合流し、登り返しの手前でロープ、アイゼンをしまい、休憩した後、登り返す。天候が悪く霰が強く降っている。双子岩まで登り返し、BCに到着する。

CT)BC(3:50)〜樺平(5:11〜5:32)〜白馬鑓北稜取り付き(5:47)〜カニのハサミ手前岩壁(9:47)

〜BC( 14:05)

5月4日(火) 晴

<本隊> 雪上訓練 荒井 寺井 長沼 中澤監督 高柳コーチ

 食事当番に時間がかかり出発が遅れる。昨日の降雪で15cm程度の積雪がある。本日も小日向のコルから1段登った小日向山の西斜面で雪上訓練を行う。天気も良く白さに輝きが増した白馬三山がきれいに見える。

実2で行ったアイゼン着脱訓練やアイゼンダイヤモンド歩行の復習を行った後、アイゼンを外し、輪通しコンティニュアスで自由歩行を行い、小日向山に登頂する。

山頂から少し下ったところでワンアットの訓練を行う。支点の構築、確保の流れを全体で説明した後、寺井-長沼(中澤監督指導)、高柳コーチ-荒井に分かれ、訓練を行う。昼食後は双子尾根1930m付近まで自由歩行で登り、大休止の後、BCに帰幕し、No,C天のテント張替えを行い、テントメンバーを交代し、本日の行動を終了する。

CT) BC(5:10)〜雪上訓練場所(5:20〜10:30)〜BC(11:10)

アイゼン着脱                    0°15′

アイゼンダイアモンド歩行             0°55′

輪通コンテニュアス(自由歩行で小日向山) 0°35′

ワンアット                       2°05′

自由歩行(双子尾根)                1°10′

                                           合計CT) 5°00′

<上級生隊> 白馬岳主稜 川㟢 長嶺 天野コーチ 宮津コーチ

ヘルメットをつけ、ビーコンチェックをした後出発する。BCからの沢の下降は、前日と同じく30m程間隔を開ける。雪は締まっており歩きやすい。杓子尾根のP1802 のコルは、雪が充分ついていない為、通行困難と判断し、尾根の下部をトレバースし、白馬大雪渓に出る。大きな雪崩の跡を見て圧倒されるが、気を緩めることなく進む。白馬尻付近で、アイゼン、ハーネスを装着する。八峰までは、足首まで沈む雪と急登で、体力の消耗が激しい。八峰手前の鞍部で、ロープをつける。3年生がトップで進む。通過が危険な、雪庇やナイフリッジ、急登は、ロープを伸ばし、スノーバーで支点を取りながら進む。行動中は、とても暑く、休憩ではしっかり水分を摂取する。支点になるものがなく、ロープの長さや立ち位置を考え、ロープメンバー間に、木やリッジを挟むようにしながら登っていく。頂上直下の最終ピッチは、スノーバーを支点にし、登っていく。トップを登る3年生は、頂上の標識で支点を取り、セカンドを引き上げる。白馬岳でロープを外して歩く。杓子岳までは、多くのスキーヤーや、登山者とすれ違う。杓子岳の登り返しは、気合を入れ上りきる。杓子岳からは、白馬岳主稜がきれいに見える。杓子岳からは、双子尾根を下降する。頂上直下の岩稜は、クライムダウンで下降し、平らな場所でロープをつける。岩峰直下の急斜面では、岩で支点を取り、中間支点をとりつつ、スタカットで下降する。その後は、ショートロープの使い方を学ぶ為、ショートロープで下降する。樺平からは、ロープを外して進む。前日より融雪が進み、所々で踏み抜くが、安全にBCに帰幕する。

CT)BC(3:54)〜白馬尻(5:30〜5:53)〜六峰(9:20)〜白馬岳(12:12)〜杓子岳(13:29)

〜(双子尾根)〜BC(16:11)

5月5日(水) 雪上訓練 晴後雨

 前日のミーティングで悪天予報のため、停滞を決定する。5時行動開始予定だが、食事当番に時間がかかり、予定時間の5時を遅れる。BCで雪ブロック作成の説明と雪ブロック作成を行う。その後、BC付近の北側斜面で雪洞作成の説明と雪洞作成を行う。雪洞が完成する頃に、雨が降り始める。雪洞の中に入り、写真を撮った後、帰幕する。その後テントで、ダブルエイトノット、クローブヒッチ、竹ペグの固定方法の復習を行い、行動を終了する。

雪ブロック作成(5:26〜6:02)

雪洞作成(6:35〜7:47)

ロープワーク説明会(8:30〜9:10)

5月6日(木) 双子尾根から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、湯沢下降  快晴

 食事当番に時間がかかり、出発が遅れる。ビーコンチェックをした後、出発する。天気がよく、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳がきれいに見える。樺平までは、雪が少なくペースよく進んでいく。樺平手前の下りは、クラストしている斜面で、上級生がカッティングをしながら、キックステップで進む。樺平で、休憩した後、アイゼン、ヘルメット、ハーネス、ロープをつけ、ショートロープで進む。奥双子を超えた急斜面にメインFix50m×1Pを、長嶺がトップ、宮津コーチが確保し、張る。川㟢-中澤監督のパーティーが先行する。ゴジラの背は長走沢側を巻くようにメインFix50m×2Pを張る。1P目は、川㟢がトップで、中澤監督が確保し、2P目は、長嶺がトップで、宮津コーチが確保し、張る。安全に通過し、JPまで、気合を入れ登り、休憩する。2700m付近の急登は、支点をしっかり取りながら、ランニングコンテニュアスで進む。頂上直下の岩稜は、メインFix1Pを長嶺-宮津コーチで張る。杓子岳に登頂する。頂上からは、剱岳をはじめとする、多くの山々がとてもきれいに見える。頂上で写真を撮った後、白馬鑓ヶ岳に向かう。白馬鑓ヶ岳までは、雪が所々ついた、夏道を歩く。声を掛け合い、ペースを落とさず、白馬鑓ヶ岳に登頂する。頂上で写真を撮った後、湯沢下降点まで下る。湯沢は、雪崩の危険性があるため、ロープを繋いだまま、30m程間隔を開け、ロングロープで下る。1年生が疲労し、ペースが大きく下がる。長嶺-荒井-宮津コーチのパーティーは、順調に進み、白馬鑓温泉で、後続パーティーを20程待つ。白馬鑓温泉で、全員合流し、杓子沢出合い付近まで下る。宮津コーチは本日中に下山する為、本隊と別れる。休憩した後、BCまで登り返す。声を全員で掛け合い、BCに到着する。

CT)BC(5:17)〜樺平(6:50〜7:18)〜杓子岳(12:41)〜白馬鑓ヶ岳(14:02)〜白馬鑓温泉(15:09)〜BC(16:44)

5月7日(金) 下山 晴

 食事当番と梱包に時間が掛かり、出発が遅れる。荒井の梱包が不十分な為、ザックをおろし、再梱包をする。猿倉台地までは、急斜面のため、慎重に下る。入山時より、積雪が少なくなっていることがわかる。取り付き付近は、雪が緩み滑りやすい。下部は、夏道を下り猿倉荘に到着する。体操をした後、中澤監督運転のレンタカーで二股に行き、追悼を行う。その後、レンタカーで白馬アルパインホテルに向かい行動を終了する。

CT)BC(6:40)〜猿倉台地(7:07)〜猿倉(7:44)

Return Top