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2018年度 夏山合宿行動概要

メンバー:小清水 小田 鈴木 服部

8月5日(日) 晴

予定通り部室に集合して新宿駅まで移動する。新宿駅には中澤監督、谷山ヘッドコーチが見送りに来てくださる。新宿駅から電車で甲府駅に向かう。甲府駅で長坂OBより差し入れを頂く。その後、バスで広河原バス停まで移動する。バス停には多くの登山者がいる。バス停から移動し、広河原山荘に着く。

CT)広河原バス停(14:00)~広河原山荘TS(14:10)

 

8月6日(月) 晴

登り始めは緩やかな道が続く。途中木段が数箇所ある。第一休憩場から先は、所々急斜面の道のりが続く。道中では多くの登山者とすれ違う。途中2年生1名のペースが落ちる。その後、気合を入れて登山道を進み、白根御池小屋に到着する。

CT)広河原山荘TS(4:37)~白根御池小屋TS(7:45)

 

8月7日(火) 曇

草すべりは昨夜の雨の影響で少しぬかるんでいる為、慎重に登る。2850m付近で稜線上に出て視界が開ける。砂利道の緩やかな登りを進み北岳肩ノ小屋に到着する。その後は急な岩稜帯を慎重に登り、北岳頂上に到着する。頂上はガスの為、視界が悪い。昼食を摂った後、北岳山荘へ向かう。頂上からの下りは、クサリ場や木の梯子の急斜面が現れ危険な為、慎重に下る。その後、北岳山荘に到着する。

CT)白根御池小屋TS(4:40)~北岳肩ノ小屋(8:29)~北岳(9:37~9:50)~北岳山荘TS(10:56)

 

8月8日(水) 曇

風が強い為、雨具の上着を装着して出発する。中白根山までは緩やかな登りが続く。その後も歩きやすい砂礫の稜線上を進み、間ノ岳頂上に到着する。間ノ岳から三峰岳の間はガレた細い尾根の為、慎重に進む。三国平到着後、熊ノ平小屋に向けて下っていく。その後、熊ノ平小屋に到着する。

CT)北岳山荘TS(4:33)~中白根山(5:14)~間ノ岳(6:09)~三峰岳(7:01)~熊ノ平小屋TS(8:01)

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8月9日(木) 曇

安倍荒倉岳まで緩やかな登りが続く。分岐手前でザックをデポし安倍荒倉岳を往復する。その後も緩やかな道のりを進み、新蛇抜山を往復する。北荒川岳手前の登りは樹林帯となっており、ザックが引掛かり進みづらい。北荒川岳から先は西側斜面が崩壊している為、注意して進む。風が強く視界が悪くなってくる。塩見岳まで砂礫の緩やかな登りが2700m 付近まで続く。そこからは足場の悪い急登となり、風も強い為慎重に登っていく。頂上到着後、昼食を摂る。塩見岳からの下りは急な為、慎重に下る。塩見小屋付近で天気は一時回復するが、再び曇り始める。アップダウンのある登山道を進んでいき、本谷山頂上に到着する。そこから先は良いペースで進み、三伏山頂上を経て三伏峠小屋に到着する。その後、中澤監督とお会いする。

CT)熊ノ平小屋TS(4:43)~安倍荒倉岳(5:30)~新蛇抜山(6:40)~北荒川岳(8:09)

~塩見岳(11:03)~本谷山(14:39)~三伏山(15:33)~三伏峠小屋TS(15:50)

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8月10日(金) 曇時々晴

烏帽子岳までは緩やかな登山道が続く。烏帽子岳手前のガレ場は慎重に進み、頂上へ向かう。烏帽子岳から小河内岳の間は東側が切れている為、注意して進む。小河内岳からの下りはガレ場の為、慎重に進む。樹林帯を下っていくと、砂礫の広い場所に出る。そこからの道のりには所々急登があり、また南側が切れている為慎重に進む。板屋岳手前は西側斜面が切れている為、慎重に通過し、頂上に到着する。板屋岳からは緩やかな下りとなるが、途中西側斜面が崩壊地となっている箇所があり、慎重に通過する。その後も下り続け、高山裏避難小屋に到着する。その後、中澤監督と別れる。

CT)三伏峠小屋TS(4:33)~烏帽子岳(5:18)~小河内岳(6:43~6:58)~板屋岳(9:09)

~高山裏避難小屋TS(10:04)

 

8月11日(土) 曇後晴

小屋を出発してからは樹林帯をしばらくトラバースしていく。所々切れている箇所がある為、注意して進む。前岳への登りは森林限界以上になるとガレ場のつづら折りの登りになる為、上部からの落石に注意しながら登る。登りを終えて稜線上に出ると南側斜面が切れている為、慎重に進む。山頂手前では、雷鳥の親子を見かける。その後、前岳頂上に到着する。頂上には2名の登山者がいる。前岳を下り、荒川小屋へ向かう。下り終えてからしばらくトラバースし、荒川小屋に到着する。荒川小屋からは緩やかな斜面を登っていき、大聖寺平を経て赤石岳へ向けて登り始める。赤石岳までは急なガレ場が続く。赤石岳からの下りもガレている箇所が多い為、落石に注意しながら百間平へ向かう。百間平からの下りは良いペースで進んでいき、百間洞山の家に到着する。

CT)高山裏避難小屋(4:39)~前岳(8:24)~荒川小屋(9:30)~大聖寺平(10:16)~赤石岳(12:02)~百間洞TS(14:53)

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8月12日(日) 晴後曇

朝食を摂った後、本日は休養日とする。

 

8月13日(月) 曇後雨

大沢岳まではガレた長い登りが続く為、慎重に進む。大沢岳頂上を経て中盛丸山頂上に到着すると、多くの登山者がいる。頂上直下の下りはガレている為、慎重に下っていく。兎岳への最後の急登を登り頂上に着く。兎岳からの急な下りを経て、聖岳へ向かう。聖岳の登りで2年生1名のペースが落ちる。聖岳頂上到着後、聖平小屋に向けて下る。聖岳からの下りのザレ場は、足元に注意しながら進む。雨が降ってきた為、急いで雨具を着る。しばらく平坦な稜線を進んでいくと樹林帯に入る。足元は非常にぬかるんでおり滑りやすい。その後も下り続け、聖平小屋に到着する。到着後は、雨がさらに強まり雷も鳴りだす。

CT)百間洞TS(4:45)~大沢岳(6:10)~中盛丸山(6:42)~兎岳(8:14)~聖岳(11:25)

~聖平小屋TS(13:25)

 

8月14日(火) 曇後雨

上河内岳に向けて樹林帯を進んでいく。日差しが強く、暑い。一部ガレた登山道を登っていき、南岳を経て上河内岳分岐に到着する。分岐でザックをデポして上河内岳頂上に向かう。頂上で写真を撮り、分岐に戻って茶臼岳へ向かう。茶臼岳頂上に到着すると再び晴れ始める。頂上通過後、下っていくと整備された木道が現れる。そこから樹林帯に入り、易老岳に到着する。頂上には登山者が数名いる。休憩をした後、光小屋へ向かう。三吉平付近から雨が降り始めた為、雨具を着る。急なガレ場を登り切り、少し進むと木道が整備されている。その後、光小屋に到着する。

CT)聖平小屋TS(4:50)~上河内岳(7:38)~茶臼岳(9:19)~易老岳(11:44~12:00)

~光小屋TS(14:07)

 

8月15日(水) 曇後雨

光岳分岐にザックをデポし、光岳に向かう。光岳頂上で写真を撮った後、分岐に引き返し信濃俣へ向かう。分岐からしばらく進むと南側が切れている斜面やガレた箇所が所々に現れた為、慎重に進む。不規則な間隔で木にはテープが巻いてあるが、倒木などで道が不明瞭になる為、ルートファインディングに注意する。2500m付近から稜線上に出る。2542m付近で尾根が広くなる為、地形図を読みながらルートファインディングに注意して下っていく。その後、百俣沢の頭に到着する。百俣沢の頭の分岐から先は尾根が細くなる。また、木の根が張り出していて滑りやすい為、慎重に通過する。樹林帯の緩やかな道が続くが、信濃俣手前から急登となる為、気合を入れて登る。信濃俣で昼食を摂った後、出発する。2200m付近から尾根が広くなった為、ルートファインディングに注意しながら進む。信濃俣から先は尾根が細く、急登と急斜面の下りが続く。次第に風雨が強まってきた為、スリップに注意して進む。日が落ち始め、ガスも立ち込めてきた為、これ以上の行動は危険と判断し、P1849mで幕営する。

CT)光小屋TS(4:50)~光岳(5:10)~光岳分岐(5:18)~百俣沢の頭(7:20)~信濃俣(10:38)

~P1849m(17:50)

 

8月16日(木) 雨

朝から雨が降っており、風も強い。また視界も悪い。大根沢山手前の急登は足元に崩れやすい岩や木の根が多い為、慎重に登る。途中、2年生1名のペースが落ちる。急登を登りきると広い平地になる為、ルートファインディングに注意する。大根沢山から先はガレている為、慎重に進む。しばらく進むと風雨がさらに強まり、視界も悪化する。その為、アザミ沢のコルの場所は判別できない。笹の急斜面の下りは雨で濡れており、地面もぬかるんで非常に滑りやすい。その後も急登と急斜面の下りが続く。笹の緩やかな斜面を登ると三方嶺に到着する。三方嶺から先は尾根が広く、ルートファインディングに注意して進む。大無間山手前は急登の為、慎重に進む。頂上到着後、テントを設営し、幕営する。

CT)P1849m(4:51)~大根沢山(9:11)~三方嶺(15:58)~大無間山(17:38)

 

8月17日(金) 晴

空は晴れており、暑い。樹林帯の緩やかな登山道を下っていく。途中南側斜面が崩壊している箇所があるが、登山道は反対側の緩い斜面上にある為安全に通過する。中無間山を経て、良いペースで小無間山頂上に到着する。小無間山からしばらく下ると、崩壊地手前から岩場の急な下りになり、また倒木により通りづらい為、滑落したりザックを引掛けたりしないよう慎重に下る。崩壊地にはロープが張ってあり、慎重に通過する。鋸歯では岩場の急登が現れ、その後アップダウンを繰り返す。小無間小屋手前の登りは急登となっており、ロープが張られている。その後、小無間小屋に到着する。小屋からは整備された登山道をひたすら下る。途中1名の登山者とすれ違う。その後も下り続け、田代中の登山口に到着する。

CT)大無間山(4:55)~小無間山(6:19)~小無間小屋(9:01)~田代中(12:50)

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