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2017年度 新人合宿行動概要

2017年度 新人合宿行動概要

メンバー 染矢 小清水 小田 小池 鈴木 服部

4月28日(金)
時間通りに部室に集合し新宿駅に向かう。新宿駅からムーンライト信州に乗り白馬駅に向かう。

4月29日(土) 曇後雨後霰時々雷  
白馬駅に到着後、白馬アルパインホテルに向けてタクシーで移動する。ホテルで朝食を頂き、荷物を預かって頂いた後、再びタクシーで二股へ移動する。出発する準備ができた後、故梶川OBの追悼を行う。追悼後出発する。林道は車の交通量が多い。歩いていると暑くなる。猿倉荘到着後、雨が降ってきた為雨具を着る。毛手袋、ピッケル、サングラス、ビーコンを装備し1年生の歩行の確認をした後出発する。猿倉荘周辺には雪が約1~2m積もっている。トレースはハッキリとは残っていない。猿倉荘出発後すぐに天気が回復し時々日が差すようになったので雨具を脱ぐ。風はあまり強くない。猿倉台地付近で突然雨が降りだし、厚い雲が立ち込めるようになる。その為雨具を再び着る。中山沢を急いでトラバースし、小日向ノコルに向けて登っていく。途中、雷鳴が響き渡り恐怖を感じる。その後雷雲が近くに接近した為、バケツを掘りツエルトを被り待機する。その後雷鳴が聞こえなくなった為、再出発する。雷鳴の後には大粒の霰が降り始める。途中再び近くで雷が鳴った為、窪地でツエルトを被り雷が去るのを待つ。小日向ノコル到着後、落雷の可能性が比較的低いところにテントを張る。
CT)二股(7:37)~猿倉(9:42)~小日向ノコル(BC)(14:58)

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4月30日(日) 快晴  
食事作りに時間がかかり出発が遅れる。昨日とは一転して晴れている。夜中に10cm弱の積雪があったようである。雨具の上下を着て雪上訓練場所に向かう。三白平に到着後雪上訓練を開始する。最初は寒いが日が当たると暖かくなる。雪面はさほど固くなく日が当たると緩む。BC帰幕後テント張替えを行う。その後ブロック設営を行う。
<雪上訓練内容>
カッティング 0゜20’
キックステップ 1゜10’
(ダイアモンド歩行)
滑落停止    0゜50’
アイゼン着脱、歩行  1゜10’
Fix通過 0゜40’
ワンアット 1゜30’
コンテニュアス 0゜40’
             合計T)6゜20’
CT) BC(5:29)~三白平(5:40~11:30)~BC(12:11)

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5月1日(月) 雨後曇時々雪
食事作りに時間がかかり出発が遅れる。朝から雨が降っている為、雨具上下を着て出発する。早朝は風が強かったが出発時は穏やかである。昨日と同じ雪上訓練場所に到着した後、手順を復習しながら訓練を行う。天候が悪かった為、翌日の実動に備えて訓練を早めに切り上げる。BC到着後休憩を取り雪上訓練とテント設営に分かれる。雪上訓練ではFix工作を行った後、アイスバイルやスタッフバックを用いた確保方法の確認を行う。その後ブロック補強、追悼を行う。追悼中に天気が回復してくる。

<雪上訓練内容>
アイゼン着脱、歩行 1゜00’
滑落停止 1゜00’
Fix通過 0゜30’
ワンアット 1゜00’
コンテニュアス     1゜00’
自由歩行 0゜30’
        合計T) 5゜00’
【上級生雪上訓練】 小清水 小池 
Fix工作(2P) 1゜00’
自由歩行       1゜30’
   合計T)2゜30’
CT)BC(5:44)~三白平(5:49~10:25)~BC(10:54)
     ~上級生雪上訓練(11:38~14:08)
5月2日(火) 快晴  
 雨具の上とアイゼンを装着し出発する。夜間の放射冷却により雪面が締まっている。尾根上は所々シュルンドと地面が露出した箇所がある為、注意して進んでいく。樺平到着後ヘルメット、ハーネス、ザイルを装備し進んでいく。奥双子付近から風が強くなる。ゴジラの背に到着後、左側を巻くようにメインFix20m×1Pを行う。杓子岳頂上直下でもメインFix40m×1Pを行い杓子岳頂上に到着する。到着後写真を撮り、白馬鑓ヶ岳に向けて出発する。白馬鑓ヶ岳手前の稜線上は硬い雪面と夏道が入り混じっている。白馬鑓ヶ岳に到着後写真を撮りザイルとハーネスを外し休憩を取る。白馬鑓ヶ岳の頂上は風に飛ばされ積雪は少ない。白馬鑓ヶ岳から湯沢分岐までの道は融雪が進んでおり地面が多く露出している。湯沢分岐に到着後アイゼンを外し下っていく。湯沢への下り初めは融雪により夏道が出ている。少し下ると雪が付いてきた為、雪の上を歩く。鑓温泉の南側を下っていく。沢の両端にデブリが見られる為、素早く下る。湯沢は積雪が多く膝上まで足が埋まる箇所があり歩き辛い。湯沢を下り切り沢状地形から外れた場所で休憩を取る。休憩後、最後の登りを気合を入れて進みBCに到着する。その後ブロックの補強を行う。
CT)BC(5:00)〜樺平(6:28)〜ゴジラの背手前(8:03)〜杓子岳(10:47)
〜白馬鑓ヶ岳(11:48〜12:20)〜湯沢分岐(12:41)~BC(14:40)        

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5月3日(水) 快晴  
天気は昨日に引き続き快晴である。雪面は固く締まっている為、カッティングの後にアイゼン歩行を行う。今まで説明した細かいポイントをもう一度説明しながら訓練を行う。自由歩行では小日向山に向かい、そこで概念の説明を行う。暖かくなってきた為、小日向山で雨具を脱ぐ。雪上訓練終了後、テント設営訓練を行う。小日向のコルには多くの登山者が訪れている。テント設営中、小清水、小田は上級生雪上訓練を行う。雪上訓練では1日と同じ訓練を行う。訓練終了後ブロックの補強を行う。その後三谷OBと小日向ノコルでお会いする。
【訓練内容】
カッティング 0゜20’
アイゼン着脱、歩行 0゜50’
キックステップ 0゜50’
滑落停止 1゜20’
Fix通過 0゜30’          
自由歩行 2゜00’
                 合計T)5゜50’

【上級生雪上訓練】 小清水 小田
Fix工作(2P) 1゜00’
自由歩行 1゜30’
     合計T)2゜30’
CT)BC(5:00)~三白平(5:11~9:29)~BC(11:35)~上級生雪上訓練(11:40~13:10)

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5月4日(木) 快晴  
 ザイル、アイゼン、ハーネス、雨具を装着し自由歩行に移る。その後、テントを撤収し時間を計って梱包を行う。梱包終了後、猿倉荘に向けて下山を開始する。小日向ノコルからの下りは急斜面の為、スリップに注意しながら下る。中山沢は入山時と同様に素早く通過する。猿倉台地は道に迷いやすい為、ルートファインディングに注意する。猿倉荘に到着後、毛手袋、サングラス、ビーコンを外し、ピッケルを外付けして白馬アルパインホテルに向けて出発する。猿倉荘周辺は融雪が進んでおり地面が露出している。林道は車の往来が多いため注意して進んでいく。歩いていると暑くなる。二股に到着後、休憩を取り再び進んでいく。二股から道なりにしばらく歩くと白馬アルパインホテルに到着する。
【訓練内容】
自由歩行 2゜30’
梱包訓練 2゜20’
   合計T)4゜50’
CT)BC(4:57)~雪上訓練(5:00〜7:42)~BC(7:42~11:24)~猿倉(12:40)~二股(13:50)
~白馬アルパインホテル(14:32)

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